【救援の動機】

　莉奈ちゃんは職場の同僚の娘さんです。生まれつき心臓が悪いことは知ってましたが、昨年の11月の初めにから(他の発起人と共に)「移植しかない」ことを知らされ、また、「救う会」設立を懇願されました。救える医療技術があるのに、お金がない人は助かる道を閉ざされることは悲しいことです。でも、お金があれば助かるということは、我々医者でない仲間でも莉奈ちゃんを救えるということだと思い、無謀とも思える1億2000万円に向かって団結しました。

【メディア】

　救う会設立にあたり、他の会についてもホームページで勉強させてもらい、メディアの重要性を感じました。それで、11月にアニジャに教えてもらった次第です(No.04859)。実際に12月7日に活動開始以来，地元新聞は連載もしてくださり話題が途切れないようにしてくれていますし、関西のテレビ局も報道してくださいました。そして、報道された地域からは必ず振り込み募金があります。

【HP(ホームページ)】

　そしてHPです。多くの方から「リンク張らせて」というメールを頂き、「頑張って」という応援も頂きました。IT情報の浸透速度は素晴らしいです。下記のHPは私が管理運営しています。稚拙な出来ではありますが、一応救う会の必要事項は満たしているつもりです。携帯でも簡易版にアクセス可能です。
　http://www.save-rina.net

【街頭募金】

　正直言って、私は人口の少ない徳島県での街頭募金には期待していませんでした。しかし始めてみるとすごい勢いです。毎週同じ場所に立っていると、大人から子供まで予め用意してきたと思われる貯金箱や封筒を手渡してくれる方もいます。メディアのお陰で「莉奈ちゃん」の顔はかなり知れ渡っており、遠くから「あっ、莉奈ちゃんだー」と走り寄って来る女子中高生もいます。徳島の街頭で集まる金額のみでは目標達成は不可能でしょう。でも「自分も少しでも」という熱い支援の思いを頂き涙が出そうでした。

（右は、2005年1月15日、神戸での街頭募金の写真。右：山中君、中央：シバチャンの姪っ子さん、左：Mrs.柴原）

【全国展開】

　振込の募金は全国各地から寄せられつつあります。より多くの方々を説得できる機会を頂ければどこにでも行きたい思いです。しかし、活動の範囲には限度がありますし、時間も限られています。どうか各地のF21の皆様ご支援ください。また、ご紹介によりご支援の輪を広げてください。
　1月15〜16日、神戸元町で街頭募金を行いました。関西会・山中君もチラシ配りを手伝ってくださいました。やはり本土ではメディアに取り上げて頂けるような話題性に乏しいのか取材もありませんでしたが、今は声を枯らして訴え「前へ、前へ」進むのみです。

【夢】

　もちろん今は、莉奈ちゃんが渡米すること、ドナーが見つかり手術が成功すること、そして笑顔で帰国することを目標にしています。でも・・・、遠い将来の夢ですが、私は莉奈ちゃんの結婚披露宴に出たい。きっと我が娘のように涙が止まらないでしょう・・・。

【お願いします！】

　莉奈ちゃんには時間がありません。皆さんにできること、少しだけでいいです。隣にいらっしゃる方に話して頂けるだけでも「輪」は拡がります。どうかご支援ください。

（柴原　俊一）

《報道記事等の紹介》

■徳島新聞（2005/1/16）『莉奈ちゃん支援、神戸で募金活動　救う会会員ら１３人』
■徳島新聞（2005/1/14）『莉奈ちゃん支援募金、神戸でも　「救う会」活動広げる』
■徳島新聞（2005/1/10）『莉奈ちゃん支援サッカー大会　徳島市、鳴門高部員ら寄付金』
■徳島新聞（2005/1/3） 『手術費用の半額到達　莉奈ちゃん募金、開始１ヵ月』

■四国放送（2004/12/18）『移植手術の募金　呼びかけ（動画あり）』

■阿波西高校「莉奈ちゃんを救う会」のページ
■長崎大学教育学部附属中学校21回生同窓会『莉奈ちゃん救援プロジェクトＦ21』