黒いカバンと・・・ (投稿者:3−3 鈴田)

当時の附中の特色はさ、なんちゅうても、肩から下げる通学かばん。。。
正直言うて僕は、小学校の時はランドセル一辺倒やったけんが、中学生や高校生のおにーさんおねーさんの手提げバックに憧れとったとさね。。。
附中の肩掛けタイプは古クサーイって思うとったばってん、いざ使うてみたら結構味のあるカバンやった。。。

そん黒カバンに対して、流行ったとは、、、なぁ〜んしょッ?
そいまでの文具の常識を破った、「ホワイトマジックペン」さね〜。。。
今じゃ女子校生やらが写真やプリクラにカラーペンで上書きしてキャッキャ言いよるばってん、そんルーツは附中の黒カバンとホワイトペンに有るゾー。

もう男子のほとんどがカバンに色々と書いたねぇ、、、めいめいの思惑で。
そいでもサスガに表面に堂々と書くとは恥ずかしがったけんが、小さく書いたりしたけど。
アイビー派の吉田新二郎君やら西沢賢治君やらは、特にシャレたとば書いとった記憶有り。。。
僕達センス無い派は、「●●(女の子)命」やら「007は二度死ぬ」やら、結構無節操な落書きって言う感じやった。。。

そいで校則では、カバンの持ち方は「肩に掛けて左右脇腹の横」もしくは「グルッと廻して腰の所」って言う事になっとったばってん、コイの変則型も流行って、ベルト長さを極端に短こうして、胴体にくぐらせずに肩にだけヒッカケるショルダーバック風、反対にベルトば長ぁ〜くして本体をズボンのチャックの前に持って来るカンガルー風とかの有った。

カンガルー風は、県営バスで町方面から通学してくる一族に大流行。
県営バスば降りて、真ん前の宅の店に直行してパンば買うて、カンガルーバッグに突っ込んで裏門から、遅刻寸前に走り込んで来るとが風物詩。

カンガルースタイルが似合うベストドレッサー賞を選ぶと・・・
1組:猿渡健司君・田島純児君・千布 節君
2組:小川倫平君・山下 保君
3組:赤井和憲君・小田修爾君・佐々木達也・西沢賢治君
4組:饒田博明君(←饒はS-JISでE960で出るよ〜)
5組:池田 洋君・副島健一君

などなど、、、 ね〜、県営バスで町方面から来るヤツの多かろが???
マイッタね、こりゃ。。。

いそのかつお