◇◆ 恩師は今・・・第3回 濱崎 均先生 ◆◇

長崎原爆資料館 青少年ピースフォーラム 被爆体験講話 関連記事 取材を終えて

  8月8日、長崎はその日もとても暑かった。
 昨夜仙台から帰省したばかりで、頭がすっきりしていない私(山下理恵)は、浜口町まで行く電車に乗っていた。
 帰省の前にあにじゃから「同窓会の仕事ば手伝わん?」と言われ、内容も確かめず、「いいよ。」と言ってしまったのだが・・・
 電車を降りて、あにじゃと益子さんに会う。
 そう、これから原爆資料館で行われる「青少年ピースフォーラム」に参加される、ハマキンこと濱崎均先生の取材が私の仕事だった。
 先生は原爆記念日を前に、ここ原爆資料館で、全国から集まった小・中・高生に被爆体験を話されることになっていた。

 益子さんとふたり、先生に同行して取材させていただく。
 
 32年ぶりにお会いした濱崎先生は、当時の面影のまま。

 あの澄んだ大きい瞳が、ずっと遠くを深く見つめていらっしゃるという感じがした。
 子供たちが6〜7人のグループに分かれて、その中に被爆体験を語る人がひとり入って、という形式で会は進行。

 被爆体験者がひとつのテーマに沿って話をし、子供たちは当時の子供たちになったつもりで、いろいろなことを考えていく。それらを模造紙にまとめあげる。
(→青少年ピースフォーラムへ)

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